イオンリテール 株式会社 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
ホーム > イオンリテール 株式会社

先を見据えた提案とその実現にイオンは傾注します

北陸信越カンパニー支社長
岸 孝司

昨年の総括をお聞かせください。

 お客さまの不安を取り除きながら、地域インフラとして営業を継続するため、昨年6月に「イオン防疫プロトコル」を策定し、感染対策を実践してきました。
県内全域をカバーしているネットスーパーでは、ウイルス禍での利用増加を想定し、刺身や弁当もお届けできる近隣配送拠点を拡充しました。これにより配送回数が増やせるエリアが広がるとともに、注文商品を店舗駐車場でお渡しする「ドライブピックアップ」や店舗カウンターで受け取れる「カウンターピックアップ」などの新方式も導入しました。
 また新しい需要を生み出したマスクについても「マスクショップ」を先駆けて展開することで、多くのお客さまにデザインや機能、用途に合わせたマスクスタイルを提案できました。さらに、テレワーク用の家具やヨガマットのような「おうち時間」を快適に過ごせる商品の充実を図るなど、必要とされるモノやコトに先手を打って提案していくことが、私たちに期待されている役割だと改めて実感しました。

防災・地域貢献にも積極的です。

 この2月には大規模災害を想定し、北陸信越エリアのイオングループ企業12社と連携した防災訓練を実施しました。定期的にさまざまな手順を確認しておけば、災害時に支援物資の供給や駐車場の緊急使用要請などにも迅速に対応できます。
 また新型コロナワクチンの集団接種会場として、小千谷店を提供することにしました。3月には、小千谷市職員や医療従事者、市民ボランティアなど約百名が参加して、集団接種の模擬訓練が行われました。

ご自身の人生の転機は。

 イオンでは、創業以来、「上げに儲け(もうけ)るな、下げに儲けよ」という教えがあります。「インフレで価格が上がった状況で出た儲けは、儲けとは言わない。価格が下がった時、いち早くお値打ちなものをお客さまに提供すると、それが信頼につながる」という考え方です。2011年3月11日の東日本大震災発生時、私は東北カンパニーの食品商品部長でした。被災されたお客さまが商品を求めて店頭に並ばれます。震災の影響で商品供給は困難を極めましたが、その教えにのっとり、商品調達に全力を挙げました。休業を余儀なくされたイオン石巻店(宮城県)が再開した時、お客さまが、普段からイオンにあった商品がいつもの価格で並んでいると喜んでくださったことは、今も忘れられません。

Overview [概要]

イオン小千谷店に設けたワクチン接種会場で、
手順の確認や課題を把握する訓練が実施された
◼所在地 〒950-0911 新潟市中央区笹口1-1 プラーカ1
TEL.025-255-0065 FAX.025-248-1083
本社/千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
◼発足日 2008年8月21日
◼事業内容 総合小売業
◼資本金 1億円
◼営業収益 1兆9,672億円
◼従業員数 77,754人
◼店舗数 396店舗
(いずれも2021年2月期)
◼ホームページ https://www.aeonretail.jp/