一正蒲鉾 株式会社 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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「働きがいのある企業」を目指し取り組む

代表取締役社長
野崎 正博

2016年度から、30年後を見据えた「ICHIMASA30ビジョン」の実現に取り組んでいます。

 このビジョンへの取り組みは河合雅司氏のご著書『未来の年表』で日本の人口減少の実態を知り、従来の延長線では会社は存続できないと危機感を覚えたことがきっかけでした。人口減少に早期に対応するため、30年を10年ごとに三つのステージに区切り、未来のあるべき姿から逆算する「バックキャスティング思考」で課題解決に向けた中期経営計画を策定しています。16年〜今年6月までは「成長基盤創りの5年」と位置づけ、事業ポートフォリオの見直しや主力商品の付加価値向上、不採算アイテムの改廃による生産性向上など収益力強化を中心に進め、ほぼ計画通りの結果となる見込みです。
 21〜25年は「成長軌道への5年」とし、従業員満足度(ES)を高め、働きがいのある企業を目指し、企業価値向上につなげます。心身の余裕がないと、いい仕事はできません。年間勤務時間の1割を自己啓発に使える働き方をしてほしいと社員に話しています。

消費者のニーズも多様化しています。

 お客さまのニーズに合った商品開発には、スピード感を持った意思決定が必要です。そのため、昨年9月に、営業本部、生産技術本部、経営管理本部の3本部制に組織改編しました。開発推進部を営業本部に置き、お客さま志向の商品開発を更に実践します。一方で、新技術の開発を担う技術研究部と生産工程の自動化を図るFAシステム部を生産本部に置
き、組織連携を強化することで、具現化のスピードを上げていきます。

健康への貢献に力を入れていますね。

 当社は食を通じた健康への貢献が最重要のミッションと考えています。おいしさを追求した減塩商品や、良質な魚肉たんぱく質の健康機能を訴求した日本かまぼこ協会認定の「フィッシュプロテイン」商品を拡販していきます。

今後の展望は。

 SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みなど、企業に求められることは時代とともに変化します。当社は持続可能な社会の実現と企業価値向上の両立を目指す「ESG経営」を推進しており、その実現のためにデジタルトランスフォーメーション(DX)を通して部分最適から全体最適へ、全社一丸となって事業改革に取り組んでいきます。

Overview [概要]

2019年9月にFSSC22000認証を取得した本社・本社工場
◼所在地 〒950-8735 新潟市東区津島屋七丁目77番地
TEL.025-270-7111 FAX.025-270-7154
◼創業 1965年1月
◼事業内容 水産練製品・惣菜の製造販売およびきのこの生産販売
◼資本金 9億4,000万円(東証1部上場)
◼売上高 360億4,700万円(連結2020年6月期)
◼従業員数 923人(連結2020年12月31日現在)
◼支店・工場 8支店(札幌・仙台・新潟・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)、6工場・1センター(新潟県内5拠点・北海道・滋賀県)
◼グループ会社 ㈱ イチマサ冷蔵
◼ホームページ https://www.ichimasa.co.jp/