三条市立大学 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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地域のリソースを活用し、唯一無二の大学へ

学長
アハメド
シャハリアル

地域待望の大学がついに開学しました。

 ものづくりのまちである燕三条地域に開学、4月に1期生が入学しました。ここからの4年間で大学として完成することになります。高い志願倍率は私たちの想定を超えていました。新型ウイルス対策をしながら、新しいスタイルでの学びが始まったところです。

大学の特色を教えてください。

 一番の特色としては地域のリソースを最大限に生かしていることです。100を超えるパートナー企業、市民、商工団体、行政と数多くのステークホルダーがおり、大学を一歩出れば外はものづくりの宝庫。燕三条地域だけではなく新潟県の高度なものづくりを教育に生かしていきます。
 もう一つの大きな特色は、科学的な知識を経験で身に付ける産学連携実習。1年次は基礎、2年次は応用、3年次は発展という段階を踏みながら、大学で学んだ知識や理論が企業でどのように使われているかを自分の目で確かめます。企業で実習をするたび、さまざまな気付きがあるでしょう。学内での実験や実習は準備運動のようなもの。設備は最小限にし、外での学びを重視しています。
 さらに、学生の希望や夢を尊重し、教育カリキュラム外で学びの場をつくることも考えています。工学に経営の視点を持たせ、起業の夢もかなえたい。私も起業家でしたし、学内にエキスパートもいます。外部から講師を呼び経験をシェアすることも視野に入れています。

学びやも魅力的ですね。

 1階にものづくりシアター、2階と3階に実験室や講義室、4階に大講義室などを設け、建物の中央を貫くアカデミックステップ(階段)の周囲には「ポケットスペース」や「ラーニングコモンズ」といった学習空間をつくりました。私たちが目指すイノベーションの種が、この空間から芽吹いていってほしいと思います。

ご自身の人生の転機は。

 バングラデシュから21歳で日本へ留学した時、日本語が話せず文字も読めませんでした。学び続けることができたのは、ロータリー米山記念奨学会からいただいた奨学金のおかげ。東京八王子ロータリークラブのカウンセラーから日本の社会について学び、大学院に進むこともできました。みんなの応援、夢と希望があったから留学中の苦難を乗り越えられました。若い人の夢と希望を実現するために、大人が支えることはとても大切。リーダーの資質もこの辺りにあると思います。

Overview [概要]

校舎全体が一目で見渡せる3層吹き抜けの大階段「アカデミックステップ」
◼所在地 〒955-0091 三条市上須頃1341番地(3街区)
TEL.0256-47-5511 FAX.0256-47-5512
◼開学 2021(令和3)年4月
◼学部・学科 工学部:技術・経営工学科
◼学生総数 82人
◼専任教員数 23人
◼ホームページ https://www.sanjo-u.ac.jp