医療法人 新成医会 総合リハビリテーションセンター みどり病院 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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退院後の生活を重視した医療サービスを提供

院長
認知症疾患医療センター長
兼任
成瀬 聡

新型コロナウイルスの影響は。

 一昨年まで3カ月待ちも普通だった認知症専門外来の新患受診予約が、昨年は1〜2週間後に可能になりました。認知症の疑いのある多くの人が昨年受診を控えたことは心配です。今後は生活をできるだけ以前の状況に戻していくのが大事です。病院は万全の新型コロナウイルス対策をしていますから、認知症の進行を遅らせるためにも、早めに受診していただきたいですね。

日常生活での認知症予防は。

 軽い有酸素運動を少し長めに、できたら毎日行う。そして社会性を保つために他人と交流すること。生活習慣病のコントロールも必要です。食べ物は肉類と乳製品を摂取し過ぎない地中海料理と、塩分を控えた日本食が良いと言われています。また最近は難聴だと認知症になりやすいというデータが出ています。補聴器を活用していただきたいですね。
 2025年には日本で認知症が700万人と想定されています。国民全体が認知症の知識を得ることが肝心です。当院が毎年開催してきた市民公開講座の認知症セミナーは今年10回目。認知症専門家を招き、11月20日に開催を予定しています。また脳卒中とリハビリテーションをテーマにしたセミナーも検討中です。

リハビリテーションと在宅医療サポートにも力を入れていますね。

 これから全国的に回復期リハビリテーション病棟はより専門的になっていくでしょう。当院も最新のリハビリテーション機器の導入を検討中です。また、脳卒中後に社会復帰を目指す現役世代や、肺炎で入院した高齢の方がそのまま歩けなくならないように、治療しながらリハビリもして、入院前の状態に戻って家に帰っていただくことに、当院は一生懸命取り組んでいます。さらに当院のような回復期病院は退院支援が欠かせません。全ての人が住み慣れた地域で自分らしく暮らす、地域包括ケアシステムの一環として地域に根差していきます。入院した時から退院後の生活を視野に入れ、在宅医療との連携を深めながら、当院ならではの医療サービスを提供します。

人生の転機は。

 37歳で家族とアメリカに渡り、2年間留学。ジョンズ・ホプキンス大学とシカゴ大学で働きました。英語が流ちょうに話せないと、露骨にばかにされた記憶が強烈に残っています。仕事は厳しかったですが面白かった。アメリカはアルツハイマー研究で世界の頂点。実際にその場で学べた経験は大きいですね。

Overview [概要]

病院外観
◼所在地 〒950-0983 新潟市中央区神道寺2-5-1
TEL.025-244-0080㈹ FAX.025-244-0050
◼開院日 2002年10月1日
◼事業内容 病院
◼診療科目 内科、消化器内科、脳神経内科、リハビリテーション科、
循環器内科、呼吸器内科
◼職員数 580人(2021年4月現在)
◼病床数 261床
◼事業所 介護老人保健施設「みどりケアセンター」、
介護老人保健施設「緑樹苑」、緑樹苑通所リハビリテーション、
みどり訪問看護リハビリステーション、居宅介護支援事業所
◼委託事業 新潟市認知症疾患医療センター、
新潟市地域包括支援センター宮浦東新潟、
新潟市在宅医療・介護連携ステーション中央第二、
生活支援体制整備事業
◼ホームページ https://www.midori-gr.jp/