山津水産 株式会社 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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日本海の魚、新潟の魚の新しい価値を創造

代表取締役社長
岡本 博

新型ウイルスの影響はいかがでしたか。

 緊急事態宣言が出された昨年の4月、5月に売り上げが落ち込みました。徐々に回復しましたが、今年の1月、2月は年末からの大雪で出漁回数が減少し水揚げ量が落ちたこともあり、昨春の宣言時よりも厳しい環境下での商いを余儀なくされました。
 昨年12月が創立70年の節目でしたが、こうした状況から記念イベントは延期し、中期経営計画のスタートも1年先送りにしました。

今後は、どのように対応をされますか。

 新しい生活スタイルが定着しつつあり、ウイルス禍から脱却できても生活スタイルが戻ることはないのではないでしょうか。生活者の行動が変われば、それに対応した価値を創造していく必要があると思います。
 厳しい状況にある今だからこそ、われわれはチャレンジしていこうと考えています。この先どういうニーズが生まれてくるのか見極めたい。新たなニーズに合わせて提供できる多様な商品を持っていることは私どもの商売のメリットです。

新しい価値の創造ですね。

 「旬です」「良い型です」「お手頃価格です」という売り方だけでなく、どう付加価値を付け、違うイメージを提供できるかです。2019年に事業部をつくったのも、そういう狙いからです。当社には魚種ごとに深い知識を持つプロがいます。その知識を横断的につなぎ新たな商品として提案する部署として動いています。徐々に成果が表れてきました。

9年目に入ったイートフィッシュプロジェクトは他に類を見ない取り組みです。

 魚離れ対策として小学5、6年生向けに授業時間を割いていただき社員が講師を務めています。自ら魚に触ったり食べたりする経験が魚食回帰につながってくれることを願って今後も続けていきます。

3月、経営理念とビジョンを一新しました。

 新しい経営理念は「市場の役割の担い手としての矜持(きょうじ)を持ち水産物の流通を通して生活者に貢献する」、ビジョンは「新潟発、日本海の海の幸の価値と魅力をお届けするフロントランナーをめざす」です。昨年の卸売市場法改正により、今後状況が変化していく中で、仲卸業者、売買参加者との協働をさらに強化しそれぞれの強みを生かした提案を行い、また日本海の魚、新潟の魚を前面に押し出して仕事をしていきたい、そういう思いを込めました。

Overview [概要]

佐渡荒海サーモン          佐渡さくらます
◼所在地 〒950-0114 新潟市江南区茗荷谷711番地
TEL.025-257-6600 FAX.025-257-6748
◼創立 1950年12月8日
◼事業内容 水産物卸売業
◼資本金 3,500万円
◼売上高 152億円(2020年3月期)
◼従業員数 64人
◼ホームページ https://www.yamatsu-suisan.co.jp