島津ホールディングス | 株式会社 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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情報加工発信産業へ 覚悟を決め前進する1年に

代表取締役社長
島津 延明

新型ウイルスの影響は。

 昨年3月から4月にかけ、チラシなど当社の主力である商業印刷の発注が途絶えた時期があり、さらにオンラインやテレワークで人との会話が減りました。社内に「動画部隊」を立ち上げ、オープンキャンパスがなくなった大学などに対しウェブ配信をお勧めしました。ドローンをはじめとする動画撮影技術は次第に磨かれ、テレビ局の番組内でも実力を発揮することができました。
 7月には、売り上げが大きく減った飲食店を応援しようと、全8ページの折り込みチラシを作成し「チラシ持って食べに行こぜキャンペーン」を展開しました。制作費・印刷費は当社の負担です。小さい飲食店は広告宣伝費がありません。何かできることはないかと社員が発案したもので、新発田市、聖籠町の飲食店の皆さん、市民の皆さんに喜んでいただくことができました。団結してこの危機を乗り越えようと、みんなよく頑張ってくれたと思います。

今年、注力することをお話しください。

 印刷の役割は二つあります。一つは情報を加工して紙に転写して伝えること。ですが、情報の加工・発信にはいろいろな方法があり、紙はアウトプットの一手段でしかありません。そこで、新潟のリーダーが次世代へ送るメッセージを動画とテキストで見せる・読ませるウェブマガジン「NEXT NIIGATA(ネクスト ニイガタ)」の配信を始めました。素晴らしい人たちが新潟にいることをより広く発信し、新潟を元気にしていくこの媒体に力を入れます。
 もう一つの役割はパッケージとしてものを保護する、包むこと。「包装」は、ものが動く時代には欠かせないものです。グループ会社の北都にはパッケージ印刷の設備があり、企画・デザイン・営業力があります。設備とマンパワーでパッケージの専門化を強力に進めていきます。
 それらを実現するために必要なのは人材育成。「ドローン撮影もパッケージデザインも取材も特殊印刷も」というマルチな多能工をたくさん育てたいですね。人材育成には時間も手間もかかります。覚悟を決めて前へ進む1年にしたいと考えています。

では今が人生の転機でしょうか。

 この年で転機を迎えるなんて思いませんでしたね。今まではずっと順調だったので。高いハードルと思っていたことも、振り返ってみるとそう高くなかった。私たちは今、新型ウイルスというハードルを乗り越えようとしているのでしょう。

Overview [概要]

本社 社屋
◼所在地 〒957-0000 新発田市富塚1419
TEL.0254-27-2101
◼創業 1949年8月(島津印刷株式会社)
◼事業内容 印刷業務全般、広告代理業、IT事業
◼資本金 9,000万円(島津ホールディングスグループ合計:1億7,800万円)
◼売上高 50億5,000万円(グループ全体、2019年6月期)
◼従業員数 290人(島津グループ5社合計・パート含む、2019年6月現在)
◼支社・営業所 島津印刷㈱:東京事業部、大阪営業所、新潟事業部、仙台営業所
㈱北都:中越営業部、東京営業部、六日町支店
㈱アステージ:東京事業部
◼グループ会社 島津印刷㈱、㈱北都、㈱アステージ、朝日印刷㈱、㈱タクト
◼ホームページ https://www.shimazu-hd.co.jp