新潟交通 株式会社 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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一人一人が知恵を絞り公共交通活用を

代表取締役社長
星野 佳人

万代シテイ中心エリアの改修工事が佳境ですね。

 レインボータワーが解体された後の2019年4月から始まったリニューアルは、今年の秋ごろに完了します。万代シテイで7本目のペデストリアンデッキができ、週末は歩行者天国を実施。街が面白さを増すでしょう。
 万代シルバーホテル側には複数の飲食店が整備され、食の満足度もアップすることになります。リニューアルがすべて完了すれば、新潟市の副軸として新潟の街歩きを盛り上げてくれるはず。これまでの万代シテイのイメージがガラッと変わります。どうぞご期待ください。

昨年は新型ウイルスにより大きな影響を受けました。

 バス事業は近年まれに見る苦境の年でした。感染予防対策として運転手のマスク着用やバス車内の消毒、換気を徹底。すべてのバス車内に抗ウイルス・抗菌施工(光触媒コーティング)を行うとともに、乗客の皆さんにマスク着用や会話を控えていただくようお願いをしました。
 新潟市の「未来に向けたバス・タクシー利用者支援事業」により、1日乗車券「ぶらばすチケット」の半額補助、学生を対象にした3,000円分のりゅーとカードのポイントチャージを行いました。「ぶらばすチケット」はとても好評でしたね。学生のポイントチャージは2万人以上の方にご利用いただきました。
 さらに、昨年12月からは次世代交通サービスMaaS(マース)アプリ「りゅーとなび」の実証実験が始まりました。大いに期待しています。

この先の見通しはいかがですか。

 市民一人一人が知恵を絞っていくしかありませんね。年単位で落ち着きを取り戻すまで気をつけながら経済を回していく。外出自粛や移動の制限があっても、人は移動したいもの。移動することには社会参加という意味もありますから。創造的な移動は人生を豊かにします。欠くことのできない「移動」を考え、今の苦境を創意工夫で乗り越えていかなければなりません。新潟市は自家用車に大きく依存している都市です。政令指定都市のうち、新潟市のCO2排出量は運輸部門でワースト1位。人を移動させる際に自家用車が排出するCO2の量はバスの約2.5倍、列車の約7倍と言われています。国は50年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。CO2削減の観点からも公共交通の利用につなげていきたいと思います。

Overview [概要]

万代シテイパーク リニューアルイメージ
◼所在地 〒950-8544 新潟市中央区万代1丁目6番1号
TEL.025-246-6323 FAX.025-244-0503
◼設立 1943(昭和18)年12月
◼事業内容 旅客運送事業・一般旅行業・航空代理業・不動産業・駐車場経営・生活関連用品の販売など
◼資本金 42億2,080万円
◼売上高 103億780万円(2019年度実績)
◼従業員数 677人
◼事業所 本社・下越地域の6営業所・2旅行センター
◼ホームページ https://www.niigata-kotsu.co.jp/