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不動産登記や遺言など相続の悩みは司法書士に

会長
鈴木 利益

相続の相談が多いそうですね。

 相続関連の相談は年々増えています。以前は相続する人が相談に来られましたが、今は財産をお持ちのご本人が、ご家族と一緒に相談されることも多くなりました。遺言のご相談もあります。相続に関してのお悩みは多種多様。相続人同士の争いも相変わらずあります。司法書士は法律では割り切れない点もフォローが必要。遺産分割で弁護士さんを立てて争うような対立構造がご遺族の間で深まる前に、司法書士がうまくまとめることができる場合も多いので、ぜひご相談いただきたいです。

今年のトピックは。

 法人設立登記のワンストップサービスがスタートしました。これまでは登記完了まで早くても1週間ほどかかり、資本金を使えるのはその後なので、設立者の経済的負担が大きくなっていました。手続きの簡素化は経済界から要請されており、外国企業の参入障壁ではないかとまで言われていました。このサービスにより、設立登記と定款認証をオンラインで同時に申請することができ、原則24時間以内に登記が完了することになります。
 また、土地の相続登記が義務化される見通しです。これまでは相続登記をしないことも多く、所有者の分からない土地を有効活用することができず、社会問題になることもありました。義務化により、所有者不明、相続未了の土地を減らすことを目的にしたものです。不動産登記は司法書士の代表的な仕事の一つですので、われわれも議論を尽くしました。義務化に当たり、日本司法書士会連合会では、相続登記相談センターを全国一律で立ち上げる予定です。
 今年はまた、日本司法書士会連合会の相続関連の広報キャラクターとして、女優の高橋惠子さんが登場することになりました。高橋さんと同世代の方々に相続を身近に感じていただけることと思います。

ご自身の人生の転機は。

 私は高校卒業後、地元で働きながら独立開業の夢を抱いていました。19歳で行政書士資格を取得したものの開業には至らず、会社員を続けていましたが、24歳の時にある親戚の勧めもあり、思い切って上京。アルバイトをしながら司法書士資格取得のため専門校に通いました。司法書士に加え宅地建物取引士と測量士補資格も取得し、都内の司法書士事務所での修業を経て29歳で帰郷。その年の夏に開業しました。一歩踏み出して本当に良かった。背中を押してくれた親戚には感謝しています。

Overview [概要]

新潟県司法書士会館
◼所在地 〒950-0911 新潟市中央区笹口1丁目11番地15
TEL.025-244-5121㈹ FAX.025-244-5122
◼法人設立 1967年12月15日
◼事業内容 土地建物の登記、会社の登記、相続登記、簡易裁判所での訴訟代理、裁判外での和解、少額訴訟、破産・個人再生書類作成、ADR(裁判外紛争解決手続)、成年後見制度
◼相談窓口 総合相談センター TEL.025-240-7867
多重債務ホットライン TEL.025-240-7974
平日 午前10:00~12:00 午後1:00~4:00
◼会員数 291人(2021年4月1日現在)
◼支部 新潟支部・上越支部・中越支部・三条支部・下越支部・佐渡支部
◼ホームページ https://niigata-shiho.net/