新潟青陵大学 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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大きな転換点を経て新たな目標に向かう年に

学長
木村 哲夫

この4月、学長に就任されました。

 昨年はさまざまな価値観が変わる大きな転換点でした。いつか変わらなければと感じていたことが一気に変わった1年と前向きに捉え、今年を重要なスタート地点としていきます。
 新たな中期目標を立てるに当たり三つの方向性を重視したいと考えています。一つ目はDX(デジタルトランスフォーメーション)です。大学の教育・研究・業務・社会貢献すべての側面で、単なる電子化ではなく、新たな付加価値を持たせていきます。二つ目は再定義です。これまで曖昧なまま進んでいたことを新しい価値観の下で改めて定義し、ポストコロナの大学の基盤をつくります。
 三つ目は協働です。本学では大学として求める教員像に教職協働を入れました。FD(教員の能力開発研修)や感染症対策に学生の参画を積極的に求めます。他にも、高校、実習先、自治体、企業との連携や、保護者や卒業生と共に展開する協働を進め、大学がその拠点となるような活動を展開していきたいと思います。

今後注力する点や学生への期待についてお話しください。

 現在の「福祉心理学部」を「福祉心理子ども学部」に改称、同時に「子ども発達学科」を来年4月に新設したいと文部科学省に申請しています。
 これまで「福祉心理学部」の「社会福祉学科」には「ソーシャルワークコース」「福祉ケアコース」「子ども発達サポートコース」があり、「子ども発達サポートコース」では保育士を養成してきました。近年は従来の保育園、幼稚園から保育と教育を一体的に行う機能を持つ「認定こども園」への転換が進んでおり、保育者にも高度なスキルが求められるようになっています。新設予定の「子ども発達学科」では、「認定こども園」で活躍できる人材を育てます。
 大学での学びの形が変わるなど、予測不能な難しい時代。学生には、自ら問題を見つけて解決する視点を持ってほしいですね。

ご自身の人生の転機は。

 がんを経験したことです。自覚症状がなくまさに青天の霹靂(へきれき)。入院、手術を経て完治したのですが、ふと気づくと、5年くらい研究実績がなかったのです。そこでその空白を取り戻そうと3倍速で研究に打ち込み、改めて大学院にも進学。論文も多く発表しました。国内外の研究者とつながりができ、新潟で国際学会を開催することもできました。無茶をした5年間でしたが、限られた時間でマイナスを埋めてプラスにするにはこれしかなかったと思います。

Overview [概要]

1号館 外観
◼所在地 〒951-8121 新潟市中央区水道町1丁目5939番地
TEL.025-266-0127㈹ FAX.025-267-0053
◼開学 2000年4月
◼学部・学科 看護学部:看護学科
福祉心理学部:社会福祉学科・臨床心理学科
◼大学院 看護学研究科看護学専攻(修士課程)
臨床心理学研究科臨床心理学専攻(修士課程)
◼短期大学部 人間総合学科:人間総合コース・介護福祉コース
幼児教育学科
◼ホームページ http://www.n-seiryo.ac.jp