東北電力 株式会社 新潟支店 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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グループの総力を結集しスマート社会の実現へ

上席執行役員 新潟支店長
藤倉 勝明

中長期ビジョンの手応えは。

 昨年策定した中長期ビジョン(『よりそうnext』)の下、電力供給事業の競争力強化とスマート社会実現事業の早期収益化の両輪で取り組みを加速しています。電力供給事業の競争力強化については、最新鋭の上越火力発電所1号機と経年設備との入れ替えを進めるほか、人工知能などの最先端デジタル技術を活用した火力発電所の運用効率の向上なども進めてきました。風力を中心に再生可能エネルギーの新規案件の開発・参画も進展しています。

スマート社会実現への意気込みは。

 暮らしをサポートするサービスの充実のほか、地域のエネルギーリソースを有効活用した仮想発電所技術の検証などにも取り組んでいます。本年2月には「2021年度東北電力グループ中期計画の力点」を策定。電力需要の減少などとともに、脱炭素やデジタル化、分散化が加速する中で、電力供給事業における構造改革のスピードのギアを上げ、スマート社会実現事業の早期収益化に果敢に挑戦していきます。今後も総力を結集し、東北電力グループだからこそ創造・提供できる価値を磨き上げることで、新潟・東北発のスマート社会の実現に貢献し、ポスト新型ウイルスの新たな時代を切り開いてまいります。

困難を乗り越えたエピソードは。

 01年に燃料調達を担当していた時、液化天然ガス調達量の75%を依存していた国が、政治的混乱を背景に半年間にわたり供給を停止する事態に直面しました。また、10年前の東日本大震災時には、太平洋側の発電所が被災したため、東新潟火力発電所など日本海側のガス火力がフル稼働となり、燃料の追加調達が最大の課題となりました。いずれも、危機を乗り越えられたのは燃料の売主など多くの関係者との良好な関係があったからです。
 個人的なことでは、以前語学研修で滞在した米サンフランシスコでの出来事です。移動先からの帰路、大嵐に見舞われ、バスは全面運休。聞き取れない飛行機の運航情報アナウンスを頼りに荷物を抱えて右往左往すること一晩。やっと搭乗券を入手できたとき、英語を聞き取れている自分に気付きました。困難な状況に立たされたことで、普段の何倍もの速さで自分が変わった。この経験を振り返ったとき、自分の仕事に、また、後進の育成に生かされている部分があると感じています。

Overview [概要]

東北電力グループは、本年5月に、創立から70周年を迎えます
◼所在地 〒951-8633 新潟市中央区上大川前通五番町84番地
TEL.025-321-5804㈹
◼設立 1951年5月1日
◼事業内容 電気事業、小売電気事業 など
◼主な事業所 本店・支店・営業所・発電所・発電技術センター(新潟県および東北6県)
◼ホームページ https://www.tohoku-epco.co.jp/