株式会社 コロナ - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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「コロナの火を灯せ」 困難を超え「快適」を創造

代表取締役社長
小林 一芳

昨年6月の新聞広告が大きな話題になりましたね。

 この度の新型ウイルスはCOVID–19という世界保健機関(WHO)の命名があったにもかかわらず、「コロナ」という呼び方が広まりました。言いやすいかもしれませんが、時と場合によっては心が傷つきます。私たちは常に「コロナの火を灯(とも)せ」と言い続けてきましたから。
 そこで「コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ」と、社員の家族やお取引先さま向けに平仮名とカタカナだけで全面広告を作りました。子どもたちの心をケアしたい、ウイルス報道に隠れているけれど、当社は元気だと伝えたい。そんな思いからです。
 広告を出すことで温情を集めたいと受け取られるのではないかとためらいました。しかし社員の家族からは「安心しました」と手紙を頂きました。その後はツイッターなどで広まり、全国からたくさんの手紙や激励のメールが届きました。この広告は小学校の教材にもなったそうです。手紙やメールは大切に読んでいます。

今年度に注力することは?

 昨年は本当に大変な年で、2月に「自己を律する」「感染しない・持ち込まない・持ち込ませない」と決めました。企業活動には大きな影響がありましたが、調達をはじめ全部門が頑張ってくれたおかげで、ほぼ計画通り、またはそれ以上の生産体制でニーズにお応えすることができました。
 今年度も力を抜くことなく「つぎの快適」を発信していきます。人や暮らしに寄り添うエアコンブランド「ReLaLa(リララ)」シリーズ、付加価値を上げて買い替え需要を取り込むエコキュートなどに力を注ぎます。今年1月には、当社のブランドアンバサダーに人気俳優の福本莉子さんを起用いたしました。
 また、業界初の電気×ガスのハイブリッド冷暖房・給湯システムをリンナイ(名古屋市)、エア・ウォーター北海道(札幌市)と共同開発。当社のヒートポンプ技術とガスを組み合わせた高い省エネ性能をアピールしていきたいと思います。

ご自身の人生の転機は。

 間もなく役員定年を迎えようとした頃、自分の会社人生もそろそろ終わりだな、と感じていました。そんなある日、当時の内田力社長(現会長)から社長就任を耳打ちされたことです。「勘弁してください、私なんかの力量ではあり得ません」とお答えしたら「大丈夫、俺が支える」と言っていただいたのが転機になりましたね。今はコロナにいるうれしさを感じています。

Overview [概要]

◼所在地 〒955-8510 三条市東新保7-7
TEL.0256-32-2111 FAX.0256-35-6892
◼創業・設立 創業:1937(昭和12)年4⽉ 会社設⽴:1950(昭和25)年7⽉
◼事業内容 暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造・販売
◼資本金 74億4,900万円(2020年3⽉31⽇現在)
◼売上高 787億1,100万円(2020年3⽉期、連結)
◼従業員数 連結2,304人 単体1,727人(2020年3⽉31⽇現在)
◼⽀店・営業所 札幌⽀店、⻘森⽀店、仙台⽀店、北関東⽀店、⾸都圏⽀店、新潟⽀店、⾦沢⽀店、名古屋⽀店、⼤阪⽀店、広島⽀店、福岡⽀店他57営業所
◼グループ会社 ㈱新井コロナ、㈱今町コロナ、㈱栃尾コロナ、
コロナサービス㈱、コロナ物流㈱、
コロナリビングサービス㈱、⼤和興業㈱、
㈱サンライフエンジニアリング、㈱コロナテクノ、
㈱⾦⾠商事、札幌コロナ物流㈱、㈱コロナファイナンス
◼ホームページ https://www.corona.co.jp/