株式会社 加島屋 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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お客さまニーズを満たす商品開発に手応え

代表取締役社長
加島 長八

昨年は創業165年の節目の年でした。

 当社の主力商品である「さけ茶漬」誕生60周年でもありました。新型ウイルスによる首都圏の百貨店の一時休業で、お客さまの足が遠のいてしまう時期もありましたが、幸いにも持ち直し、帰省できなくても贈り物で相手を思うギフト需要で歳暮期は昨年対比99%まで回復しました。人の移動が制限される中でのお歳暮需要の伸びは大きかったです。
 好調だったのはオンラインショップです。レストランなどでの外食がままならない中、家でおいしいものを食べたいという思いからか、魚の切り身がよく売れました。調理家電も好調だと聞いていますし、手間を惜しまず調理する方が増えたのではないかと感じています。

新商品開発に力を入れています。

 当社には長い歴史がありますが、加島屋ブランドにすがりつくだけでは発展がありません。新商品を含め、いろいろなことに挑戦していくことが大事です。
 好評をいただいている「加島屋DELI(デリ)」は、今は洋風メニューがメインですが、これからは加島屋らしく和風の煮魚などをラインナップに入れたいと準備しています。
 フリーズドライの即席みそ汁「キングサーモン味噌汁」と同じくフリーズドライ技術で開発したお茶漬け2種「紅鮭の焼きほぐしお茶漬」「知床羅臼産炙たらこのお茶漬」は、昨年末までに3万食を販売しました。
 「焼き牡蠣のオイル漬」に続いて発売した「海の幸のアヒージョ」もお勧めです。私は「こんなものが食べたい」と要望を出しただけですが、非常においしいものができました。
 今年度はオンラインショップをさらに強化していきたいですね。お1人でもおいしく召し上がれる個食の商品、袋のまま温めるだけの商品など、和洋のバリエーションを増やして巣ごもり需要にも対応していきます。
 ただ、今も続く海外への移動制限は大変ですね。キングサーモンの養殖事業は30年以上の付き合いがありますからまだ安心ですが、カナダのニシン漁は自分たちの目で確かめることができない不安があります。ビジネスでも個人間でも、コミュニケーションは大切であると改めて感じています。

ご自身の人生の転機は。

 大学を卒業し東京の建築資材を扱う会社で働いていた時、母の具合が悪くなりました。帰省し家業を継がざるを得なかったことが転機だったのかもしれません。

Overview [概要]

本店外観
◼所在地 〒951-8066 新潟市中央区東堀前通8番町1367番地
TEL.025-229-0105㈹
◼設立 創業1855(安政2)年
設立1954(昭和29)年
◼事業内容 海産物加工販売
◼資本金 7,000万円
◼売上高 47億3,000万円(2020年3月期)
◼従業員数 228人
◼事業所 本社 新潟市中央区東堀前通8番町1367番地
工場 新潟市江南区亀田工業団地1-3-13
◼ホームページ https://www.kashimaya.jp