株式会社 新潟クボタ - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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スマート農業と園芸振興を最新農機で支援

代表取締役社長
吉田 至夫

スマート農業の進化は目覚ましいですね。

 農業は無人化技術の導入が加速するジャンルの一つ。昨年、業界初となる無人自動田植機を発売しました。高性能で、自動運転アシスト付きコンバインや無人トラクターに比べて安価で導入しやすい。昨年この機械をテストした新潟の農家全員から高評価をいただきました。今後は大きく普及するでしょう。
 農業用ドローンも昨年ブレークしました。薬剤を的確に均一にほ場に散布でき、ほ場の形に沿って、経路が自動生成され、自動航行する機能など利便性が高い。当社が2004年から提案してきた「鉄コーティング直播」(鉄をまぶした種子を直接ほ場表面にまく農法)の田植えもドローンで挑戦する人が出てきており、ノウハウを蓄積中です。また、稲の生育状況をドローンで診断し、その結果に応じて追肥をドローンで散布する技術が今後登場する予定です。1970年代初めに農業機械の大ブームがあり、そこから約40年かかってきた進歩と、ここ数年の変化がほぼ同レベルで起こっています。さまざまな人が農業に興味を持ち、他業種からの参入も増えました。スマート農業で農業が活性化すればいいですね。

園芸振興で注力することは。

 畑作初心者、規模を拡大したい人、大規模にやる人と規模別に機械化体系を提案し、畑作実演会なども実施しています。園芸は栽培だけでなく、流通や販売のイノベーションの必要性を感じます。インターネットやSNSを活用し、生産者と消費者が直接つながるようなスモールサイクルに活路が見いだせるかもしれません。

昨年はフードバンクにお米を寄贈されました。

 報道で一人親家庭などの窮状を知り、「アルビ米」をフードバンクに提供。モンゴルとベトナムの留学生にも寄贈しています。
 巣ごもり需要により、グループ会社の「新潟農商」の米販売の売り上げが海外も含め順調です。グローバル化とデジタル化は、今年も越えなければならない課題です。米の輸出にはさらに力を入れていきたいですね。

困難をどう乗り越えていますか。

 問題の解決を一生懸命考えるとワクワクするんです。どんな時も今やるべきことに精一杯集中し、それを面白いと感じたい。人生でそれは一貫していますね。高校時代に所属した剣道部顧問の斉藤三郎先生が筋の通った「ぶれない」人で、今でも非常に尊敬しています。その先生の影響を受けているのかもしれません。

Overview [概要]

自動運転農機アグリロボトラクタMR1000A【有人仕様】
◼所在地 〒950-8577 新潟市中央区鳥屋野331番地
TEL.025-283-0111 FAX.025-283-0121
◼創業 1964年2月
◼事業内容 クボタ農業機械・エンジン・農業用施設機械・建設機械・住宅機器・緑化関連機器・一般自動車等の販売及び修理・整備、中古農機買取、肥料農薬の販売、建築工事及び一般住宅の販売、各種自動販売機の設置及びメンテナンス
◼資本金 1億8,000万円
◼従業員数 391人(2021年3月現在)
◼営業所 県内23営業所(出張所含)、大型サービスセンター(県内4カ所)
◼ホームページ https://www.niigatakubota.co.jp/