株式会社 栗山米菓 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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「たのしい、おいしい、あたらしい」で躍進

代表取締役社長
栗山 敏昭

昨年は巣ごもり需要で売上が飛躍的に伸びたそうですね。

 昨年3月から5月のゴールデンウイーク前までは、作ったそばから売れる状態。売り場で欠品がないよう工場の従業員たちに頑張ってもらいました。社長になってほぼ四半世紀ですが、こんなことは初めてですね。

アニメ『鬼滅の刃』『呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)』とのコラボ商品は大ヒットしました。

 『鬼滅の刃』とコラボした「ばかうけ」の購買層は20代、30代の女性が圧倒的に多かったですね。『呪術廻戦』とのコラボ商品は、すぐに売れてなくなってしまうという状態でした。1袋にキャラクターを描いたシール1枚付きで、10種類をランダムに封入しているので、一度にたくさん買う「大人買い」を誘いました。購入後に感想をSNSに書き込む人も多く、それが拡散してさらに市場を広げました。新しい層の需要を喚起した良い事例になったのではないでしょうか。

その他にも、さまざまな方とコラボした商品が話題です。

 東北大学加齢医学研究所の川島隆太先生には、玄米せんべいの個装にデザインした「脳を鍛えるドリル」の監修をお願いしました。創立70周年の一昨年、当社で記念講演をしていただいたご縁です。講演でも「栄養バランスのいい玄米は食後に脳が早く活性化する」とおっしゃっていました。健康系商品には数年前から販売しているタニタ食堂監修のおせんべいもあり、昨年カルシウム入りを発売しました。
 新潟出身のユーチューバー、ヒカキンさんやSNSで人気の料理研究家リュウジさんとのコラボ商品は評判が良かったですね。ヒカキンさんもリュウジさんも、若い社員が直接交渉し、『呪術廻戦』も競合他社に先駆けコラボを成功させました。困難や問題も行動力と判断力で迅速に解決してくれました。会社の姿勢として「たのしい、おいしい、あたらしい」を宣言していますから、社員にはどんどん新しいことに挑戦してほしい。私はリスク管理を徹底し、あとは信頼して任せています。
 当社は週1回、全社をオンラインでつないで自己啓発に関する勉強会をしていますが、その学びで世の中の原則原理を知り、自分の中に座標軸ができた社員は大きく変化し、仕事の意志決定も早いですね。

ご自身の人生の転機は。

 まさに、私がほとんど手掛けていないアニメ商品群が大ヒットしたことです。本当に驚いていますよ。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-3134 新潟市北区新崎2661番地
TEL.025-259-2801 FAX.025-259-4880
◼設立 1949(昭和24)年2月5日
◼事業内容 米菓製造販売
◼資本金 8,677万円
◼従業員数 約700人
◼工場・支社・営業所 新発田工場、中条工場、ばかうけファクトリー、東京本社、
大阪営業所、名古屋営業所
◼ホームページ https://www.befco.jp