株式会社 植木組 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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エッセンシャルワーカーの気概で業務にまい進

代表取締役社長
植木 義明

2021年度の展望は。

 昨年度は受注していた東日本大震災の復旧工事が完成するなど大型案件の売上もあり、利益は上向きになりました。景気は「マインド」です。落ち込んだ部分ばかりが報道などでクローズアップされる傾向がありますが、好調な業種もあります。マインドが悪い状況で、市場がどう動くか不透明ですが、われわれは受注産業ですから従来通りに、真摯(しんし)にものづくりを進めていきます。

昨年12月の大雪による関越自動車道の大規模立ち往生では、社員一丸となって支援されたと聞きました。

 行政から災害救助の要請があり、技術者が除雪機械で支援しましたが、手が足りないということで営業、事務社員もスコップと食料を持って駆けつけました。建設業はエッセンシャルワーカー。必要とされる現場に迅速に行って仕事をするのが使命です。社員が気概を持って働いておりうれしく思いました。

ICT(情報通信技術)の活用にも早くから取り組んでいます。

 担い手不足解消と生産性向上のため、デジタル化は不可欠です。昨年はショベルカー操縦中に運転席のタブレットで周囲を確認できる無線型の安全装置「バックホウカメラシステム」を関連会社と開発。施工状況を立体映像で確認できる浚渫(しゅんせつ)用クレーン付き台船も新造し、運用を開始しました。災害時に対応できるよう、避難スペースなどを設けています。住民避難機能を持つ工事用台船は国内初とのことです。
 土木工事において3次元データと各種データを結びつけるCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)も他社に先駆けて導入、今では社内に使いこなせる技術者がそろっています。社員が自発的にICT活用のアイデアを出し、実現させているのはうれしいですね。

地域活性化にも積極的です。

 創業137年目を迎えましたが、一貫して地域に寄り添う思想でやってきました。一昨年から敷地内でクリスマスイルミネーションを点灯し、地域の皆さまに開放しています。昨年は柏崎駅前エリアの価値・魅力向上を目指す市内有志による「柏崎よりみちイルミ」に協力。たくさんの方に楽しんでいただけました。

人生の転機となったことは。

 1988年、35歳の時に、アメリカ・シアトルに支社を出すため渡米。日本の価値観が全く通じないことに驚きました。現地の声を聞かないと仕事はできない。その学びは今のビジネスにも役立っています。

Overview [概要]

社屋外観
◼所在地 〒945-8540 柏崎市駅前1-5-45
TEL.0257-23-2200 FAX.0257-20-1010
◼創業 1885(明治18)年4月1日
◼事業内容 総合建設業
◼資本金 53億1,567万円
◼売上高 449億8,348万円(2020年3月期)
◼従業員数 622人
◼新潟本店 柏崎・新潟・長岡・上越・十日町・燕・金沢
◼東京本店 千葉・埼玉・東北・長野
◼関連会社 9社
◼ホームページ https://www.uekigumi.co.jp/