森井紙器工業 株式会社 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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CSV経営を推進 地域活性化の一助に

代表取締役社長
森井 康

昨年は話題の商品が次々に登場しました。

 新型ウイルスの感染拡大で食品加工メーカー以外の受注が減る中、企画開発部門がダンボール製飛沫防止パーテーションを開発。燕市役所や市内の企業などに寄贈したところ「ぜひ売ってほしい」との声をいただきました。昨年5月に「あんしんパネル」として発売、全国から注文が殺到しました。
 また学校用飛沫防止対策パーテーション2種類も開発し、燕市内の小中学校に寄贈。こちらも全国から注文をいただいています。さらに自動体外式除細動器(AED)用の目隠しパーテーション、避難所用パーテーションやダンボール製簡易ベッドなどを開発しました。
 ダンボールは100%リサイクル可能で、日本の回収率は95%、再生率92%と持続可能な素材です。内容物を壊さず運ぶことができ、物流に適した効率のよい設計、その上軽く簡単にたためるなど、優位性は数えきれません。またダンボールは物言わぬセールスマンと言われています。箱のまま商品を並べる店舗も多いため、当社も設計デザイン部門を強化し、セールスを推進できる商品を提供したいですね。知育玩具や防災商品の開発にも取り組んでいきます。

今後の目標は。

 今年の目標はビジネスを通じて社会課題を解決していくCSV経営を推進し、社内における新常態をつくり上げること。地域貢献にも一層力を入れていきます。燕三条地域ではさまざまな企業が協業しSDGs調達(持続可能な調達)の推進による地場産業の活性化に取り組む企業もあります。また当社は燕市と災害時における物資調達に関する協定を結んでいますが、今後は他の市町村とも同様の協定をと考えています。

挫折を乗り越えたエピソードは。

 石川県の星稜高校で3年間野球部に所属。第55回選抜高校野球大会の直前、練習試合で調子を上げていた私は最終メンバー入りを確信していました。ところが甲子園宿舎で私の名前は呼ばれません。山下智茂監督(当時)に「人の話を聴けない人間、おごり高ぶる人間に背番号はやれない」と言われ目の前が真っ暗に。思い当たる節はありましたが、今でも思い出したくないくらい大きな挫折でした。
 卒業後にお会いした時「事業を継いでやっているようだな。強くなったんじゃないか」と言っていただけました。当時はつらかったですが、監督と部長に精神的、肉体的に鍛えられ、今の私があると思います。

Overview [概要]

◼所在地 〒959-0215 燕市吉田下中野1551番地2
TEL.0256-92-2155 FAX.0256-92-6156
◼創業 1919年1月8日
◼事業内容 段ボールシート及び段ボールケース製造販売、包装資材販売
◼資本金 4,500万円
◼売上高 29億円
◼従業員数 110人
◼営業所 東京営業所、東北営業所、山形営業所
◼グループ会社 ㈱オーエムパック、㈱ペック、モリックス運輸㈱、
エクセレント㈱、森井香港有限公司、
森井包装設計(深セン)有限公司
◼ホームページ https://www.morii-group.co.jp/