独立行政法人 国立病院機構 | 西新潟中央病院 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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呼吸器と脳神経医療を担う「チーム西新潟」

病院長
大平 徹郎

新型ウイルスへの対応は。

 当院は新潟県から指定された重点医療機関です。昨年春から対象患者さんの入院治療を引き受けてきました。病院全体で使命感を持ち、一生懸命取り組んでいます。私たちだからできることを日々考え、信頼される医療を地域社会に提供すべく専念してきました。万全の感染対策を講じて、患者さんと職員の安心・安全確保にも努めています。
 また昨年度は病気に関するオンライン講演会を2回実施し、好評でした。今後も開催していく予定です。多くの方に有益な情報をオンラインでお届けできたことは、この1年で一番大きな収穫でした。

県内の感染状況や医療の現状についてお聞かせください。

 新潟県は病院同士で役割分担が意識できており、医療機関同士が顔の見える関係でしっかりと連携しています。重症化した場合は高度医療機器を備えた病院に転院することになっていますので、私たちも心配なく治療に当たることができました。医療機関同士のネットワークがうまく機能しているんですね。
 新潟の真面目な県民性は感染拡大にある程度の歯止めをかけることでしょう。ほとんどの県民がこの状況でやるべきことを認識し、マスク着用と手指消毒を徹底し、協力していると思います。保健所も陽性者の足取りを追いかけ、感染拡大をできるだけ食い止める努力をしています。
 新潟県は1人当たりの医療費が全国47都道府県で一番少ない。平均寿命や健康寿命は全国平均より上ですから、少ない医療資源でいい状態を保持できている、無駄のない医療を展開しているといえます。
 新型ウイルスから新潟を守るために、行政や医療従事者、県民が奮闘した結果、感染制御を実現できています。県民の皆さんから私たち医療従事者へのエールには本当に励まされ、みんなで力を合わせようという機運が高まりました。私たちは最前線でベストを尽くす「チーム西新潟」であり続けます。これからも県全体で頑張りましょう。

ご自身の人生の転機は。

 30歳の時にイギリス・オックスフォード大学で呼吸器医学の研究活動をしました。短期間ですが日本や日本人を客観的に見ることができ、視野が広がりましたね。人生の折り返し地点での経験は、その後、臨床医として目の前の患者さんの役に立ちながら、常に研究心を持ち、より長期的な視点で医学を考えるきっかけになりました。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-2085 新潟市西区真砂1丁目14番1号
TEL.025-265-3171㈹ FAX.025-231-2831
◼設立日 2004年4月1日
◼事業内容 病院(呼吸器疾患、脳・神経疾患)
◼診療 呼吸器内科・呼吸器外科・脳神経外科・精神科(てんかん)・脳神経内科・神経小児科・小児整形外科・整形外科・放射線科・麻酔科
◼運営事業 療養介護事業所「さくら」、児童発達支援・放課後デイサービス・生活介護事業所「あかしあ」、訪問看護ステーション
◼職員数 568人
◼病床数 400床
◼ホームページ https://nishiniigata.hosp.go.jp/