長岡造形大学 - 新潟日報LEADERS倶楽部2021
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地域に寄り添い 持続的な発展に貢献

学長
馬場 省吾

新型ウイルス禍では、遠隔講義への素早い対応が印象的でした。

 昨年5月、通信環境や機器整備に充ててもらおうと、全学生に5万円の給付を行いました。4月中旬に理事会で決定、校友会からの助成もあったことで早い段階で給付し、ゴールデンウイーク明けにはオンライン授業を始めることができました。
 学生の8割が県外出身ですので、実家で受講した学生も少なくありません。大学から実習素材を送付、学生が画像データで送った作品を教員がライブ配信で講評するなど、工夫しながらの1年間でした。教員の手元を繰り返し視聴して理解を深められたなど、効果的な面も多かったと聞いています。これらを踏まえ、本年度は講義はオンライン、演習実習は対面とハイブリッドで行います。

本年度、注力するポイントは。

 秋口に改めて広報を予定していますが、現在の1学部4学科から1学部3学科への改組を行い、2023年の施行を予定しています。生活の中にデジタルが欠かせなくなった今、IoT、人工知能(AI)、デジタルトランスフォーメーション(DX)を学問領域に取り込み、現在のプロダクトデザイン学科と視覚デザイン学科の統合を目指します。また本学のDNAともいえる学科を超えたボーダーレスな学びや、学生が自ら気づく能動的な学び、起業への学びも充実させていきます。
 また長岡市内4大学1高専間で単位互換協定を締結しました。多様な教育内容を相互に共有することで学びの幅が大きく広がるでしょう。それぞれの持つ高い専門性は地域にイノベーションを起こす要素となります。長岡駅前に新しく生まれる「米百俵プレイス」も有効に活用しながら、人材育成と産業振興のための新たな交流「NaDeC(ナデック)構想」を推進します。
 さらに地域おこし協力隊としての活躍や各種コンペ参加にも期待します。今後もどんどんチャレンジしてほしいですね。

挫折を乗り越えたエピソードをお話しください。

 大学に入るのに4年かかったことでしょうか。18歳から22歳までの間、工場に勤めたり、アルバイトをしたり、工芸の先生の内弟子になったり。いろいろな人とも出会いました。失敗や挫折があっても諦めず、目の前のことにクヨクヨしなくなりました。今の学生は失敗を怖がり、大きな挫折をしない生き方を選んでいるように見えます。失敗や挫折は物事を違う角度から見る訓練になります。

Overview [概要]

大学を取り巻く豊かな自然もデザインの教材
◼所在地 〒940-2088 長岡市千秋4丁目197番地
TEL.0258-21-3311 FAX.0258-21-3312
◼開学 1994年4月
◼学部・学科 造形学部
プロダクトデザイン学科、視覚デザイン学科、美術・工芸学科、建築・環境デザイン学科
◼大学院 造形研究科造形専攻
修士課程/博士(後期)課程
◼ホームページ https://www.nagaoka-id.ac.jp